日本人 と ダンス
日本人は、なぜ、カップル・ダンスを好まないのか?
ダンスには、一人で踊るソロダンスと二人で踊るカップルダンス
また、大人数で踊るダンス(呼び方はいろいろあります)があり
それと、自分達自身が踊って楽しむダンスと
人に見てもらって楽しんでもらう、ショー・ダンスもあります
さて、日本人に馴染みのあるダンスとは何でしょうか?
日本の歴史から言いますと
昔から各地の祭で踊られている盆踊りが最も親しまれているようで
日本ではどうも、一人で踊るダンスが好まれているようです
戦後、男女のカップルで踊るフォークダンスが学園祭などでちょっと流行りましたが
今では、ほとんど踊られていないようです
踊る事は、嫌いではない人種ですが、男女カップルの踊りは
あまり普及していません
戦後、アメリカから進駐軍がやって来て、男女が踊るダンスが流行りましたが
アメリカ兵士は男なので、女性が居ないので、日本の女性がかり出されました
当時は、今で言うジルバのような踊り
(リンジーホップとも呼ばれてました)がほとんどでした
英語では、Jitterbug(ジターバグ)という言葉で呼ばれていましたが
日本の女性の耳には、「ジルバ」というような発音に聞こえたのでしょう
それが、現在に至っています
次の英語は、それぞれ、別な意味や使い方がありますが
ちなみに、Jitter は「忙しく動き回る」
bugは「虫」の意味で
「忙しく動き回る虫」という意味になるかと思います
中国の一部では、カップルダンスが野外で踊られているようですが
東洋では、あまりカップルダンスは踊られてないようです
これは、儒教の影響、つまり「男女七歳にして席を同じうせず」
つまり、「七歳になったら男女の別を正しくすべきである」
という儒教の教えから来ているようです
中国の周から漢にかけて儒学者がまとめた書物「礼記」に記載されています
「礼」とは、人が従うべき社会の模範のことです。
しかしながら、中国では、公園などで太極拳はされていますが
公園や野外で、カップルダンスが土足で踊られている所もあるようです
日本の若者達の間で、パラパラというダンスが、1980年代後半に日本で一時流行った事があります
上半身は手や腕を、一定の決まった振り付けを、皆と同時にするというものでした
結論として
このように、日本人に好まれる踊りとは
あまり、体全体を使って踊らずに、手の動きとステップだけで
男女が組んで踊らず、皆と同じ統一した決められた動きが好まれるのかもしれません
つづく、かも
記入日 … 2023年4月11日(火)
追加日 … 2023年4月14日(土)
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